2015年11月18日水曜日

紅葉狩りサイクリング

初めて1泊のソロを楽しみました。
未舗装があるかもと用意した太めのタイヤのクロスバイク。


こんなコースでした。
12日
能見→久多→針畑→小入峠→根来→明通寺→羽賀寺→小浜(泊)

13日
小浜の朝焼け→小浜西組重要伝統的建造物群保存地区→奥田縄の滝→染ケ谷→五波峠→田歌→中→河内谷→深見峠→広域基幹林道→井戸谷峠

2日間の走行距離約150km。


【11月12日】
京北からの出発時、気温4度。快晴。風無し。
初日の予定は
能見→久多→針畑→小入峠→根来→小浜(泊)
でした。

久多の郷に差し掛かったところで一面のチカラシバ。朝の光を受けて輝いていました。


今坂峠を越えたあたりから素晴らしい紅葉の山が姿が目に飛び込んできます。
下りのスピードも楽しみつつ止まることを躊躇。ここを逃したらとの思いが去来。


雲の様に思わず降車です。


輝く紅葉!見逃すわけにはいきません。


河原のススキを狙っているカメラマンに出会い、どれどれと。


景色にうっとりしながらも4時間は結構な距離。
ようやく針畑に着き、福井側の情報を得ようと立ち寄った水源の駅「山帰来」は休業。
集落の人に福井側へ通行可能か尋ねました。
いただいた返事に「よ~っし!」️。
気を良くして向かうは峠です。


カメラを構えている人たちを見てここがビューポイントと立ち止まる。
通って来た道。見渡す限りの紅葉。ひーひー言いつつ漕いだことも彼方へ。


峠に到着。
北を望めば遥かに日本海!眺望を楽しみつつおにぎりをほうばる。

 
小入峠で会う人会う人から、「自転車で。へっ!」と言われ気持ちhonwaka。
 


ここから根来方面の下は初めて。未舗装もありスピードは控えめ。



太い目のタイヤに交換したのが功を奏しあまり悪路が気にならない。
落葉したブナ林を見つつ、雪化粧を想像するのも楽しい。
素晴らしい眺めに立ち止まることしばしば。




不動の滝の案内板を見たもののどこかわからずじまい。ちょっと残念。
見逃した滝blog
上根来の集落は廃村状態。
小学校を山の家としたものの使われている様子はない。寂寞の感しばし。
 

  
下りは長い。鵜の瀬に立ち寄り間もなく、松永トンネルの手前の交差点に明通寺の案内あり。それに従う。
おにゅう川。福井側は遠敷川。昔は小丹川。朽木側は小入川。

明通寺に向かう県道23号は高島に通じていそう。またの日の楽しみ。
10年前妻と訪ねた寺。檜皮葺きの本堂の美しさに改めてうっとり。 
 

カヤの巨木がありました。


若狭自転車道を使って羽賀寺へと。
16時を過ぎていて門前のみで宿に向かいました。


駅前のビジネスホテル山海をJR小浜駅で探すが見つからない。
観光案内所で教えてもらい「駅前」の広いことにびっくり。
素泊り。夕食を済ませ朝食の用意も終え部屋で一杯飲んで早々に就寝。


【11月13日】
今日の予定は
小浜→小浜西組重要伝統的建造物群保存地区→染ケ谷→五波峠→田歌→北村→深見峠→広域基幹林道→井戸谷峠

日の出の6:30に間に合うようホテルを出る。
雲間から太陽が顔を出すことは無理そうだが綺麗に焼けた空。これもgood!


重要伝統的建造物群保存地区に向かう。道の教えを乞うた時、三丁町の街並み風景を勧められた。格子の佇まいが展開。

この後は八ケ峰方面から田歌に抜けられるのを知ったのでどんな所か興味津々。


南川にはコサギのほか群れるサギたち。
山の中腹にたなびく霧を見つつ名田庄村へ。

 
小浜市総合運動場の分岐点を一旦通過したものの、思い直して訪ねた「奥田縄の滝」が本日のお気に入り。すぐそばに駐車場があり便利良し。
滝からの帰り道、なんと読むのだろうかと思いつつ、おくだなわ?おくだじょう?
土地の人に尋ねてみました。「オクダノ」ですって!️
 

名田庄村の「あきない館」から県道224号線。家族旅行村を過ぎ染ケ谷林道を登る。
なかなかの道のり。風無しというものの曇天で紅葉もいっこう冴えない。
猿軍団出現。我が菜園では困りもの。利害関係のないところではOK!



漸く辿り着いた五波峠は標高708m。
八ケ峰の登り口もある。
落葉した雑木林の明るさに疲れも癒される。
 

たっぷり下りが続くんだろうと期待しつつ美山に向かうも、「もう田歌!」と思うほどのあっけない下り。府道38号線の標高がそんなに低くないことに合点。

中地区の蔵王橋からの紅葉にうっとり。河原に降りてみた。そこには我が姿を見てもいっこう逃げないカワガラスが何やら囀っている。



「まるや」食堂で地鶏の親子丼の美味しかったこと!

ここからはFujinoさんに聞いてもらった話。

『聞いて聞いて!fujinoさん。』
昼食を中地区の食堂「まるや」で。
そこで、「河内谷は深見峠に通じている。昔やったけどええとこでしたで!」と聞き安掛に向かうところショートカットできるし何より通ったことのないところを案内され迷うこと無し。北村はパス。
いい眺めがないかとペタリング。水の落ちる音に近づくと30cmクラスのイワナかアマゴ。
多少の悪路は気にならない。ところが府道38号線からほぼ6kmのところに通行止めの案内。行けるところまで行こうと侵入。路面は落ち葉に潜む石ころ、崖崩れ、倒木。おまけに陥没ありで自転車は押さざるを得ないところだらけ。なぜかガーミンがすねている。やっと峠に辿り着いたものの府道369号はここまで。引き返すのはイヤ!ワラビの繁みの向こうに「深見峠」の標識。

いきなり1人しか通れない山道にちょっとうろたえる。
ここは西の鯖街道。国道162号に通じていると信じつつ石原の細道を愛車を落とさないようそろりそろり。時にズズッと。舗装路が覗き見できた時の安堵感。それもほんの暫く。細道すら消え失せ「えっ!」と立ち
尽くす。自転車を引っ提げ体もろともずり落ちないように細心の注意を払いほうほうの体で平地の人となった次第。そこは丹波広域基幹林道。

雨はにわかに降らないだろうと高を括り向かうは大布施。中々の上りです。逆向きの標識にイラっとしながらもペタルを漕ぐ。
通行止めの看板も例によって無視。しばらく走ると道路工事中で看板に偽り無し。登ってきた道を快適に残念ともども吹き飛ばしました。

少ししか基幹林道は走れず国道162号に戻り井戸谷峠を経て帰宅。

深見峠と深見トンネルは大違い!
ハプニングで2日の旅の印象は忘れがたいものとなりました。
畑に追肥をし終えた頃に雨となりました。



hujinoさんからのメッセージ
へ~、えらい元気な古希じいちゃんですこと(^_')

河内谷を舗装路を詰めますとまず崖崩れに出会いますね。それから山中に入りますが(ゼミの案内板は健在でしたか?)これは人一人が歩ける巾、一番の難所は広域林道へ下りる所でしょう(^_')あれでもね、昔は下り道がなかったので、僕と協力者二人で歩けるようにしたんでっせ(^^ゞ
降りたところから深見峠の京北側へはすぐ下です。昔の深見トンネルの入口の前を通りますので次の機会にこの旧トンネルを攻めてみますか(^_')
右へ行くとトンネルが出来る前の路があり、深見トンネルのみ山側出口から少し下ったところで国道162号に合流します。
今回は広域林道を大布施まで行こうとされたのですね。ソトバ峠を越えて少し行った所にあるゲートから片波に下りルートもありますね、道は荒れていますが。この分岐辺りがシャクナゲを見るには一番いいのではと思います。
もう一つ、広域林道に交差点があったでしょう。左すなわち美山側へ下りると馬場の滝や佐々里へ行けます。右へ下りると鴨瀬谷です。原峠を抜けるのもいいかもしれません
。あ、愛宕遥拝所もあります。
広域林道を大布施から西の端まで如何ですか。蛇ヶ池などもありますよ(^_')
合同庁舎の林業事務所に林道の立派な地図があります。この林道を隅から隅まで攻めてみてください。
以上、広域林道の一部の紹介でございます。お読みいただき有難うございました(. .)
まあそれにしてもお元気なことで、羨ましく読ませていただきました。謝々。

丹波広域基幹林道の開通式のPDFに地図もある。機会を見つけて走破したい。

12日のトリップ
https://connect.garmin.com/modern/activity/957530247

13日のトリップ
https://connect.garmin.com/modern/activity/957530352

【参考サイト】
針畑情報を発信しているblogがあります。
鵜の瀬の観光案内
若狭自転車道走行blog
伝建協のwebpageで全国の一覧と簡単な説明。
奥田縄の滝の訪問記
gonzoさんのblogを見て五波峠を追体験。

0 件のコメント:

コメントを投稿

倶知安から積丹半島サイクリングツアー

7 月 12 日木曜日  新千歳~支笏湖  https://yahoo.jp/cMk6_S 宿泊先「支笏湖休暇村」 支笏湖野鳥の森のblog https://2ndart.hatenablog.com/entry/2018/05/11/140859 支笏国立公園 ...