2014年1月23日木曜日

目覚めは湯涌温泉

2時の目覚めに露天風呂へ。外は雪化粧。寒空には月煌々。自販機で酒を求めなかったのを悔やむ。

村社日吉神社前の二宮尊徳さんかわいい顔を覗き込みました。境内には杉の大径木。見慣れない木肌でした。


高尾山へ少し。かつての玉泉閣は夢のあと。温泉街を目下にながめました。
朝食後、夢二の歌碑を経て、再び玉泉湖へ期待を込めて足を運びました。
まさかまさかのカワアイサに気をよくしました。


成巽閣
謁見の間の欄間は檜の一枚板で透かし彫りされ名工の技にうならされました。極彩色の岩絵の具の色にもびっくりしました。
http://cardiac.exblog.jp/9226160/


石川県立美術館
小林敬生の版画の前でしばし佇む。

館のwebからの引用
木口木版画家の小林敬生先生は、自らの制作姿勢について、次のように述べている。
「人は額に汗し、糧を手にして生きて来た。私は大地を耕す如く、ひたすら版を彫って摺る。その制作姿勢を貫くことが、現代社会に対するメッセージであると考えている。」
この点について滋賀県立美術館学芸員の占部敏子氏曰く。「「林立する摩天楼と草木鳥獣魚虫が織りなす万華鏡のようなワンダーランド、錯綜する異空間が作り出す迷宮めいた世界。それは妖しくも幻惑的であるが、そこには自然の摂理に逆らい、自然を破壊し続ける現代文明への警鐘が、通奏低音として流れている。と、同時に、耳を澄ますと、そこには人間と自然の共生への祈りが密やかに囁かれているように思える。小林敬生が、何十年もかけて、版木と向き合い、人間と社会について、自然との共生について、地球の運命について思索を巡らしてきたことが、作品の中に結晶化しているのだろう。」




野々村仁清のこと
江戸前期の陶工で、合併前の北桑田郡美山町の生まれ。国宝の絵雉香炉と重要文化財の色絵雌雉香炉が、石川県立美術館の第一展示室に常設展示されていました。
(解説)
http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/52.html
色絵雉香炉は、装飾的な香炉で、尾を水平に延ばし鋭く前方を見る雄雉が色彩豊かに表現されています。
首と胴部は黒の上に緑をかけ、羽毛を細い金の線描でくくり表現されています。加賀3代藩主前田利常の注文により作られたと言われています。また、重要文化財の色絵雌雉香炉は、尾を斜めに上げ、毛繕いしている雌雉が地味な色合いで表現されています。

館内のカフェで昼食。窓から探鳥。頬の羽の発達したヤマガラやウソの群れが出現し目の保養ができました。

nishidai先生にいただいたコメント
エラのはったヤマガラは喉の黒い斑紋の大きい個体です。シジュウカラのオスもネクタイ模様が太いほど優位で、餌場のつつきの順位も上位になります。ヤマガラもこのチョウネクタイのような斑紋が大きいほど優位になるのでおそらくこのヤマガラはオスのようです。



金沢神社の社殿の鳳凰を見たのち兼六園に入園しました。
梅園は当然まだだが咲けば見事だろうと思った。青空をバックに唐崎の松が池面にわが姿を映す。その鮮やかなこと。







金沢城の白壁と青空のなすコントラスト。寒桜もいささか寒そう。

東山ひがし伝統的建造物群保存地区に足を運ぶのは初めてではないが卯辰山麓伝統的建造物群保存地区が別にあることに気付いた。

卯辰山麓伝統的建造物群保存地区のこと
http://wingclub.blog.shinobi.jp/
浅野川の北側、北国街道の東側に位置する卯辰山麓の寺町のうち、平成13年に重要伝統的建造物群保存地区に選定された、東山ひがし伝統的建造物群保存地区の範囲を除いた部分である。保存地区内には、37寺2社が立地し、寺院周辺の町家とともにまとまりある町並みを形成している。

ひがし茶屋街で金箔の蔵、烏骨鶏のソフトクリームと目や舌を楽しませることができ土産に鰤のかぶらずしを求めて1泊旅行は帰途につきました。


【出現鳥】
シジュウカラ、ヤマガラ、カケス、ダイサギ、ルリビタキ、ジョウビタキ、ウソ、カワラヒワ、カワアイサ、アトリ、カワラヒ
ワ、ヒヨドリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、トビ、コガモ

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